Stock Factory

 素人の株式投資日記

Twitter https://twitter.com/superamateur3

STOCK TRAIN 23h 

メガバンクの日足は今日揃って十字足となりました。日銀の政策変更をどう評価すればいいのか気迷いの動きでした。
無担保コール(オーバーナイト物)を0~0.1%程度としました。そして超過準備全体に0.1%を付けることを決定。これは将来、利上げ局面では銀行によっては利子収入が大きく増加する可能性があり、メガバンクにはプラス要因と考えます。参考にみずほのチャートを載せます。
みずほ
上はみずほと独自の37日前後先までの変化日のみの予想です。1,2日の誤差はご容赦下さい。
直近の上下幅を合せます。
みずほ2
これだけ見れば3月21日売りに見えますが、あくまで変化日のみの予想です。水曜堅調なら恐らく買いと思います。その他メガバンクも同様でみています。


春闘第1回集計結果は、賃上げ率5.28%で1991年の5.66%以来の伸びとなり、市場予想の4%を大きく上回りました。このことは今日、明日の日銀政策決定会合でのマイナス金利解除の決め手となったといえます。また中小企業(300人未満)も4.42%で4%をクリア。
団塊世代は完全引退しており、人手不足は続きます。そこへトラック運転手の労働時間制限などもあり、賃金は今後も上昇が期待できます。
日銀会合後、円高となったとすれば、それは良い円高で株式にはプラス材料と思います。

さて、ここからは先週のGSレポートからの抜粋です。

・産業エレクトロニクスを見直し、電力需要の世界的タイトの恩恵
世界的な電力需要急増は、
①欧州 地政学的リスクの高まりなどから欧州域内で電力を融通するための連携線需要が増加 
②米国 老朽化したインフラの更新投資
③日本 半導体工場やデータセンターの新設による電力需要増
④インド 人口増

経産省資源エネルギー庁は電力ネットワークの次世代に合計6~7兆円の投資が必要と試算。
北海道ー東北ー東京間を結ぶ新設の送電網は最大3,4兆円の投資額。
国内電力会社の投資額増は、今後5年間の投資額は過去5年間の1.3倍になる。
次世代電力網に関する投資は過去5年間の100億円から5921億円へ拡大。
2024年以降の国内半導体工場新設案件は10年間で10兆円近く(補助金4兆円)になる。

関連銘柄
富士電機(6504)同社は複数の新設半導体工場の案件に関わっている。半導体工場は、製造途中で停電が発生すると、製造プロセス中のウエハーの多くが汚染され廃棄となるなど膨大な損失になる、同社はUPS(無停電電源装置)で国内シェアトップ。また、変圧器などでも高いシェア。

富士電機以外にGSがレポートでBUYで取り上げている銘柄は、日立(6501)、三菱電機(6503)、フジクラ(5803)、ダイヘン(6622)
    
続きを読む

昨日の日経新聞トップは「日銀17年ぶり利上げ マイナス金利解除へ」でした。明日からの金利動向に注目になりますので、日経平均と新発国債利回り(長期金利)を比較します。
日経
今年になって金利低下=日経平均上昇が鮮明ですが、9,10月は金利低下=日経平均下落でした。単純に金利だけでは予想できなさそうです。次に新発国債を右へ移動します。
日経2
多少のズレはありますが、このように節目が連動します。上のチャートではしばらく金利は横這いです。しがたって一時的な金利上昇による下落はあってもすぐ落ち着くと思いますので、短期的な突っ込みは買いでみています。
  

日経VIはよく表示されますが、ヒストリカルボラティリティ(以下HV)は日経新聞にも表記されていません。かつてはインプライドボラティリティ(IV)とHVは日経にも載っていました。しかし、IVがなくなり、代わって日経VIになり、専門家もこちらだけみているのが現状です。
HVはその名の通り、鹿過去のボラティリティです。対してVIは将来のボラティリティです。
さて、HVと日経平均をみてみます。
日経
昨日のHVは14.2で2月9日13.2以来の低さいです。最近ではかなり低いところまで低下しましたが、過去には6.4に低下したこともあります。しかし、今の状況で10%を下回ることは考えづらいです。昨日の13.2は日経平均がいつ反発してもおなじくない位置です。HVが上昇に転じれば買いになると思います。ただし数日の誤差はあります。


日経平均週足と信用店内食合い金額です。
日経
店内食合い金額が高いと売りの傾向です。これだけ見れば今は売りに見えます。しかし、信用取引は基本6か月です。そこで食合いを少し右へ移動します。
日経2
数週間右へ移動すると、このような傾向になります。これだと今は上昇トレンドの途中の調整となります。恐らく今はそうだと思います。
明日は調整がいつまでで、いつが買いかを予想したいと思います。

↑このページのトップヘ