NYダウ、SP500,ナスダックともに強い。そして米国株のほとんどを網羅するウィルシャー5000も昨日史上最高値でした。 しかしその影で小型株に上値の重さがみられます。
 ラッセル2000
上は米小型株指数であるラッセル2000の1年間の動きです。他のメジャー指数が高値更新中も上値の重たい動きになっています。 そしてこのことは日本株にも当てはまります。 春または9月に賑わった銘柄の多くが沈んだままとなっている現実。 ジャスダックやマザーズではなくMSCIジャパン小型株指数をみると景色が変わります。
 MSCI
 上が日本市場の小型株の現実です。 前々から言い続けてきましたが、技術も売上げもない町工場に毛の生えた程度の銘柄が大幅高し、テンバーガーといった言葉が流行ったのはバブルなのです。
日経平均が上がっても下がり続ける小型株。ITバブル以降がそうでした。 

 ところで、ファナックが上場来高値を更新すると、日経平均は天井をつけるというジンクスがあります。今日、上場来高値を更新しましたが、さて明日からどうなるか見ものです。

 NYは営業日数であと4日後前後に一旦天井を付けると予想します。その後スピード調整なのか本格調整なのかは分かりません。 
 なお、多くの銘柄が上放れの上ヒゲの長い短線で終わりました。一見チャートが崩れたようにみえますが、上ヒゲではなく下ヒゲになった時が売りです。なのでまだチャートは崩れていないと思います。

       銘柄

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主力銘柄一旦様子見

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