ムーディーズが相次いで企業の格下げを行っていますが、各企業の格付けは国債が基準となるため、例えばいくら優良企業でも国がAだとAAAは有り得ません。 国債に順ずるものです。 ですので相次ぐ格下げはそれほど気にすることではないです。 国債残高がGDPの2倍は日本とジンバブエだけらしいのですが、今は気にすることはないでしょう。

 今日の後場に日銀ETF買いがあったとのことです。少しでも下がれば買い支えがあるため売り方はお手上げ。選挙までは下げられないことが政府から日銀への厳命にも思えます。

 現在ドル円は119,18円と急激な円安となっています。以前も述べましたが、大企業は恩恵、中小内需型企業は苦しくなります。特に地方経済にとってはマイナスでしょうから、選挙後はまず地方創生に着手すると思います。

 トヨタから100円以下のグレー銘柄まで上がる相場です。いつまでも続くはずはありません。来年はババ抜きゲームなるでしょうから 年内のどこでいったん手仕舞うか。それまでは強気の短期売買でしょう。

   銘柄

陽光都市8946 上海郊外で大規模開発。不動産のラオックス。

大豊建設1822 リニア着工でトンネルに強い同社にメリット

日精樹脂6293 上方修正期待。海外での増産が収益に寄与。