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 素人の株式投資日記

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2014年08月

 今週もウクライナ、イスラム国などの情勢に左右されるうえに、2日のアリババ仮条件予定、3日内閣改造と相場は読みづらくなります。 また政府は日経平均15000円は死守するでしょうから公的資金の買い支えもあるでしょう。下値は下がっても15000円とみます。 引き続き個別物色の短期売買か。
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上は単純にダウとVIX重ねただけです。そして下もVIXを上下反転させたいつものチャートです。先々週、VIXが上昇したのにダウも上昇下要因はウクライナ情勢と考えます。 大きな外部要因が発生したときは計算どおりにはいきません。
 
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反転チャートを見ると、地政学リスクで大きな出来事が起こらなければ調整入りのように思います。 日本は内閣改造、そして所信表明演説が注目されるためやはり読みづらいです。 1月の施政方針演説から時間が経っているため注目されるところです。

          銘柄

不二サッシ5940 沖電線、三菱化工機に介入したO氏が新たに狙っているとの噂

OSJB5912 旧日本橋梁。JUKI(6440)に介入したファンドが新たに注目とのこと

日本金属5481 空気電池関連+O氏介入説

スター精密7718 上放れ大陽線

ツカモト8025 8月12日から意図的に株価を横ばいしたような動き。いずれ上放れか?

 政府は日経平均15500円を死守すると見ていましたが、今日は介入があった形跡は感じませんでした。買い支えがなければ15000円が妥当かと思います。 今は内閣改造前なのでこんなものでしょう。
 
 さて、昨日ブログで取り上げた銘柄の多くが高くなりました。建設セクターはやり過ぎたように感じます。月足で大手建設の中には「三手大赤線」といって、高値での3本連続大陽線。自立的な押し目はありそうです。しかしここらで一服したほうが長い相場になると思います。また日足で高値の3空銘柄もあります。月曜から注意したいところです。

 目先は9月3日の内閣改造までは調整と思います。9月は消費税引き上げ判断最後の月ですからなりふり構わず株価を上げてくるのではないでしょうか。相場のテーマは目まぐるしく変化しています。2日は続いても3日続かなくなっています。素早く売買したいものです。 日経平均日足もMACDのデッドクロスが近づいていますので警戒です。 日経平均は今は三役好転していますが、明日にでも二役になります。 
 ところで、日興など88ヶ月周期を主張していますが、過去に遡って調べて見るとアノマリーはありません。

     銘柄

石山ゲート7708 パーフェクト投資顧問推奨

日本ケミコン6997 戸田工業(4100)介入資金が移動しているようです。

日本基礎技術1914 地すべり対策技術に定評。まだ初動。


 景気後退懸念が強く、7~9月期GDP悪化説が増えています。 しかし4~6月の予想以上の落ち込みが消費税引き上げに有利に働くとは知りませんでした。 以下大和証券のレポートより抜粋です。

「 今回の予測で7~9月GDPは前年比年率で5.1%と顕著な増加に転じる見通しとした。6月統計発表前の予想では4~6月が5.5%減に対し、7~9月は2.9%増としていたが、4~6月の落ち込みが大きくハードルが下がったことで、7~9月の増加率が高まることとなった。
 もともと7~9月成長率は年末にかけて安倍政権が消費税率の再引き上げを判断する上で決め手となる数値と考えていた。再増税決定の条件となる具体的な水準として、消費税法の附則18条にある名目成長率3%程度、実質2%程度という数値が参考になるが、7~9月は駆け込み需要の反動減が落ち着くだけでも、その2~3%のハードルをクリアするのは比較的容易な状況になってきている。」

つまり、4~6月が予想以上に落ち込んでくれたおかげで消費税引き上げがやり易くなったということです。

 相場はテーマが現れる度に循環物色となっています。燃料電池、ゲーム、G空間、バイオ、自動運転など。しかし今後10年に渡って継続的に収益が見込めるのは建設だけかもしれません。まだオリンピックは国立競技場の解体さえ行われていません。そこへリニア中央新幹線、地震対策に土砂災害対策が加わるのですから膨大な需要が見込めます。リニアだけでも10兆円近くになるのです。

これまでの主な受注状況です。

飯山トンネル(22キロ) 大成、大林、西松、安藤・ハザマ、熊谷が主体となるJV
新北陸トンネル(5キロ) 大林、東亜建設などのJV

その他、シールド工法に強い奥村(1833)、JR東海が筆頭株主の名工建設(1869)、中部地盤の矢作建設(1870)は昔の仕手株でした。古河機械(5715)はトンネル工事用機械の製造、基礎工事で日本基礎技術(1914)、長野地区で有力視される北野建設(1866)が注目されます。
なお、シールマシンは三菱重工、川崎重工など大企業のため株価には反応しなさそうです。

ただ、先ほども述べましたが今は循環物色です。今週建設が高いからといって明日も高いとは限りません。出遅れ株物色かと思います。

    銘柄

IMV7760 本尊は長期投資家

DeNA2432 「桐谷さん×チャリ走」がアップストア無料ゲーム部門で何と1位。参考に3位がモンスト、5位ディズニーツムツム




 循環物色に日替り銘柄、日経平均はPER15倍の壁。個別は活発に動いているものの相場の圏外銘柄も多くあります。 方向感が定まらなくなってきています。 こういう地合いでは小型株に材料が出れば即飛び乗ってすぐ降りるを繰り返すしかないと思います。企業のIR,ニュースをいち早くキャッチした人が勝てる相場と思います。

 米国はSP500、ウィルシャー5000が新高値。 そして何故か日経は報道しませんがアップルが史上最高値。 サムスンの下落時期とアップルの上昇時期が同じですので恐らくサムスン売り・アップル買いもあったのでしょう。またアジア株ファンドではサムスン売り・ソニー買いが実行されたように感じます。 

 iPhone6はかなり売れるでしょう。JDI(6740)は来月下旬、上場後半年になります。株価は底値です。半導体を供給しているであろうルネサス(6723)も狙い目と思います。

 なお、プーチン・ポロシェンコ会談次第では急騰相場も期待できます。物別れなら会談しないと思います。

    銘柄

ヨンキュウ9955 15年から黒マグロ漁獲上限設定。養殖のエサの同社に注目。

オールアバウト2454 今日が初日

コロプラ3663 リバウンド期待



東理5856 木曜材料発表なければ金曜急落、出れば急騰か。はめ込みの可能性もあり。

 

 今月は日銀、年金の買い支えがあったにせよ強い相場が続いています。買い支えても下がるときは下がります。政府は7~9月のGDPなど経済指標を見て消費税10%を判断するようです。安倍政権や財務省、日銀は残り1ヶ月ちょっとを全力投球で支えるかもしれません。昨年12月のように。
 
 大きな流れの変化の時はチャートやオシレータ系指数など役に立ちません。当社はアベノミクススター時出遅れましたが、PCソフトで売りサイン点灯しても株価は上がり続けたためです。 幸い8月から追い風が吹いてきました。円安、特に対ウォン安です。 韓国は一部の大企業が輸出で国を牽引する経済構造ですのでウォン高は痛手です。 サムスン売り・ソニー買いはその典型的な動きでしょう。
 しかし、電気セクターはそうでも自動車セクターは世界展開が進んでいるトヨタは円安に反応が鈍く国内生産の多いマツダや富士重工は相応に上昇しています。
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トヨタ(ドル建て)とヒュンダイが同時に下落しています。日経電子版が解説していますが、米国の量的緩和が終了し、利上げでもあれば新興国から資金が流出し、自動車が売れなくなるリスクがトヨタ、ヒュンダイ同時安の要因でしょう。

 こう考えると、値動きの軽い銘柄で行くしかないのかもしれません。今週はG空間関連に自動運転車関連がテーマになってきました。市場の話題をさらっているZMPのマザーズ上場計画は、銘柄がロボットと重なる場合も多いようです。 すでに急騰した銘柄が多いのですがはだ初動です。 そして自動運転には先日も触れましたが半導体にセンサーが重要になります。

   銘柄

 ルネサス6723 金曜日期待

ルネサスイースト9995 ルネサスが30%保有

東理5856 金曜急騰か急落の予感

UKC3156 まだPER6.9倍、PBR0.6倍。イメージセンシングソリューションが車にも応用できる

 

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