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 素人の株式投資日記

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2014年11月

 日経平均は今週、高値揉み合い。最後は包み足となりました。月曜、下放れ陰線だと売りになりますが、その可能性は低いでしょう。またいくら日経平均を分析したところでNYに影響されるため、余り意味はありません。

そのNY株式は、景気拡大により国債利回り上昇・ドル高となり、株高を誘発しています。
国債利回り低下=株高  VIX低下=株高 が一般的です。では国債とVIXではどうでしょうか。
 VIXと10年
この組み合わせを見た方は少ないと思います。多少の日数のズレはありますが、大方同じ動きとなっていることが分かります。 先ほども述べた通りで VIX指数・10年国債利回り低下=株高 ですから同じ動きになるのは当然です。
ダウ2
次にダウと10年国債利回りを重ねました。トレンドはほぼ同じになります。ここまではよく目にするチャートでしょう。
これらを元に今後のNYダウの動きを予想すると
ダウ4
上がNYダウのトレンド予想です。青の部分とその先を表示したのが以下のチャートですが、
その前に 注目銘柄

・ミクシィ2121 PTSで大幅安も、薄商いの中利食いに押されただけ。アナリスト予想を大きく上回った決算は評価されると思います。

・ソディック6143 決算悪は予想通り。号砲待ち。

・日本ゼオン4205 上期2桁減益も、光学フィルムがこれまで未採用だったIPS液晶に出荷し始めたことで下期は利益拡大へ。

・テンプHD2181 リクルートとの比較で割安。

・フェローテック6890 週足でW底確認での今期経常一転19%増益に上方修正。

・インテージ4326 パネル調査最大手。上期に続き下期も大幅増益予想。

・地銀各行 再編期待

上の青の部分の続きは

 
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 今後の予想は土日に考えるとして、今の相場にとって最大の決定要因は米国債の動向だと考えます。最近ではピムコから3兆円以上の資金が流出したと話題になりました。グロス氏退任をきっかけにゼロ金利で運用難に陥った債券運用から資金を引き上げる動きもあったと思います。

 NYダウが10月15日の大底からまだ恐怖心冷めやまぬ ころ、当社は10月19日ブログで以下のように予想チャートを示しました。
 19
 その後のNYダウの推移をみればほぼ予想通りでした。 今後については土日に検証しブログにUPいたします。
 ダウ1
 ところで、ダウとVIXは上のような動きです。過去6ヶ月間では逆の動きにならなかった時期がありました。 しかしチャートを一工夫すれば以下のようになります。
 ダウ2
 これで方向性はほぼ同じになりました。 他の指標と組み合わせ最適な今後の予想を土日で示したいと思います。 

 ところで兜町界隈には仕手筋と称した人物や仕手情報が増えてきました。しかし現実の仕手本尊はネカリスマネットディーラーの資金力の10分の1以下しかありません。しかもイナゴは地場証券や投資顧問だけ。その他多くのイナゴは興味ありません。もうそういう時代ではないということです。 

         銘柄

伊藤忠8001 資源下落で業績伸び悩みを予想します。売り。

オプトロム7624 某コンサル会社が10円台で推奨済み。ここからははめ込みと思われます。

スクエニ9684 大幅上方修正発表。

6千番台銘柄 当社は連日ネガティブな書き込みをしました。結果株価は60%以上下落しました。しかし今回は買いで見ています。 

 昨日は4空で調整と予想しました。しかし調整はせいぜい前場まででした。行けるところまで行くという感じになっています。 誰もが押し目がほしいと感じたときは押し目がないものですね。
 
 今後の予想はNYは強いとしてもせいぜいあと10日間でしょう。 早ければ3日に天井付けているかもしれません。 後は余熱での上昇かと思います。 日経平均は調整したとしてもGPIFや日銀が支えますから深押しはないでしょう。また消費税再引き上げ決定も控えていますので押し目は買いかと思います。弱気になるのは消費税再引き上げ決定後でいいです。

 トヨタの決算発表でもお分かりのように国内個人消費は良くないです。 4月の消費税引き上げの尻拭いを日銀がしているのですから、困ったものです。

 ここのところ仕手筋を叩いているサイトが散見されますが、ある筋は近々仕掛けてくると思います。銘柄は候補はありますが、確定ではありません。

    銘柄

6千番台 1000円以下 これが本命かも 

 
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 来年末、日経平均24000円という威勢のいい予想も出てきました。年内でさえ分からないのに1年以上先を誰が予想できるでしょうか。 その間に世界で何が起こるか分かりません。

 ネット証券の中には先週金曜日にシステムダウンして、担当者は泊り込みで対応したそうです。それでも今日またシステムダウンしたみたいです。最大手のSBIもシステムが遅くなっていました。 異常な出来高急増により、キャパを超えたのですが、こういう事象が起きたときは往々にして天井になるものです。 天井とは思いませんが、押し目があってしかるべきでしょう。

 昨年4月末、日経平均PER23.41倍でもみんな強気でした。昨年末、PER16.62倍の時、みんな株買って年越しが合言葉でした。そして今日、PERは16.2倍です。一時36.6%まで増えた空売り比率も今日で急激に減少したと思います。 日経平均EPSは先週末で1040円。 17000円を正当化するには最低でもEPS1063円必要です。平均的なPER15倍だと1134円必要です。 通期上方修正が増えてきましたが、まだ慎重な決算が多いです。自動車はじめ大手製造業は為替レートを1ドル100円のまま据え置いているので上方修正余地は大きいです。

 1ドル100円想定のトヨタはじめ自動車、日立、コマツなどの通期上方修正に期待したいものです。 しかしそれでも4空に敬意を表して押し目はあったほうが相場は長続きすると思います。

      銘柄

・三菱地所8802 売り、ビル好調もマンション事業は上期営業赤字。

・アドウェイズ2489 売り、マザーズで業績の伸び鈍化はいただけない。

・アイフル8515 明日下放っれ寄り付き、陰線で終われば売り。

・宮越商事6620 急騰したら売り、いずれは200円台へ。

・住友不動産8830 マンション依存度高い。売り。

・ソフトバンク9984 4空のため一旦売り。


 

 休日中のSGX日経平均先物は現在17195円と金曜終値16413円よりさらに782円も上昇しています。2日間で1536円もの上昇です。 トレンドが変わったといっていいでしょう。
 大方は来年度の量的緩和第2弾が必要と予想していましたが、12月あるいは来年早々でした。当社も量的金融緩和の追加は必至と何度も述べてきましたが、10月とは恐れ入りました。
 
 さらに、米中間選挙の月から半年後までのNYダウは過去18回すべて上昇しているそうです。平均して15%もの上昇率ですのでNYダウはまだまだ上がることになります。 そして円は対ウォンでも下落しています。この結果、トヨタなどと競合しているヒュンダイの株価は 下落し続けています。
 ヒュンダイ
 残念ながら、かつてはサムスンやLGより上だったソニーはこの20年で円安になっても挽回できないほど玉砕されてしまいました。パナソニックや東芝、日立はTV,オーディオ以外に住宅、インフラなどがありました。ソニーも電子部品、映画・音楽、金融があるのですが、難しいかも。

 ところで、日経平均が上昇トレンドの時は日米金利差が開いたときが多いのですが、分かり易くチャートで示しました。
 110J
日米10年国債利回り(上が利回り低下、下が利回り上昇)を3月初めを同じ位置にして重ねました。日経平均が上昇トレンドの時は上のチャートでいうと、米が下に位置しています(つまり米のほうが利回り上昇が大きい)。 金利と株価は密接に連動しています。

また6日にはECB理事会があります。予想は量的緩和に踏み切れないとのことですが、もし踏み切れば、再び不意打ちで効果絶大かもしれません。

   銘柄

 持田製薬4528 昔から小野薬品が上がれば持田も上がる傾向にあります。出遅れ。

日本農薬4997 水虫約がヒット、海外で大化けも(ヴェリタスより)

不二サッシ5940 今週から仕掛けが入るらしいです 

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