2014年12月

 日経平均の強さと一昔前の中国株ブームが去って関心がなくなっていますが、上海市場の時価総額は700兆円近くに達しました。東証の約530兆円を凌駕します。 今の上海市場は日本のバブル崩壊後のミニ版のように思います。
 上海
上海総合指数は大幅高といってもまだリバウンドの域です。次に東京のバブル崩壊後です。
 日経平均
上は日経平均のバブル崩壊後です。上海となんとなく似通っています。そして日経平均は数年ごとに大幅高を演じ、その度に「デフレは終わった」、「長期上昇相場入り」といわれ期待を裏切ってきました。ご覧のとおりで天井は低くなっています。現時点で相場が終わればまた天井が低くなったことになります。
負の連鎖から抜け出すには最低でも2007年7月の18261円を突破する必要があります。 恐らく公的資金もそのことは理解しているからこそ買い支え続けるのでしょう。

しかし日本にはフォローの強風が吹こうとしています。中国は個人消費拡大を中心とした内需拡大経済に移行せざるを得ません。中国の個人消費はGDPの比率でいえば米国の約半分でしかありません。もし先進国並みに上昇すれば世界にとってとてつもない市場を提供することになります。地理的に近い日本は断然有利です。 幸い、日中首脳会談にまで回復してきています。やはり輸出株中心の展開ではないでしょうか。

    銘柄

IMV7760 第10位大株主の動向次第では大幅高も

ハイブリッド2743 ACHD仕掛けた資金が流れてきているようです

メディシノバ4875 復活の兆し。関係者は全く売ってないようです

エーザイ4523 空売りが多いため踏みあげられそうですが、株価はかなり高すぎ

鳥貴族3193 トリドールが連日の高値更新。同じ鳥仲間で連れ高へ

 

 政治空白をついた円安。しかし円安は大企業にとって有利に働くため日経平均にはプラスです。すっかり聞かれなくなった中国理財商品も売れ行き不振で株式市場に流れているうで上海市場は上昇中。日本の中国関連株も強い。そして原油です。
 原油
(世界の経済ネタ帳より)
 土曜の日経夕刊に書かれていますが、サウジが仕掛けた1985年ごろからの原油急落 がソ連崩壊の一因だそうです。 そして今、シェールオイルを手に入れた米国はサウジとともに原油価格下落でプーチン政権を追い詰めています。1985年後半は日本の黄金時代でした。原油安が円安を相殺し、日本経済全体にとってはプラスになるでしょう。かつて石油高でイカ釣り漁に出れなかった時代もありました。 サウジは来年1月からまた値下げします。 日本にとっては追い風です。 米市場で高級ブランド「レクサス」を抱えるトヨタはガソリン安が追い風となり、利幅の大きい高級車が売れます。そして少しでも下がれば日銀のETF買い。5日も374億円の買いとのこと。  

 輸出型大手企業に有利な相場地合いとなっています。 逆に地方では円安倒産も出てきているようです。また建設コンサルタントによれば、建設資材高もピークを過ぎて落ち着いてきたようです。 労務費はまだ落ち着いていないようですが、資材に続いて落ち着くでしょう。 建設ラッシュはオリンピックまで続くといわれていますが、すでに落ち着きつつあります。 このことも地方経済にはマイナスです。

 したがって、引き続き直球ど真ん中銘柄で良いかと思います。

        銘柄

ハイブリッド2743 業績では買えないし、実質親会社のレクシオも?それだけに何かありそう。噂ではACHD仕掛けた一派の買い。

東京計器7721 戸田工業からの乗り換えとのうわさ

ミマキ6638 12日以降期待

トヨタ7203 円安・原油安・株高のトリプルメリット

 富士重工7270 米では在庫払拭で展示車もなくなり、従業員の車を展示するほど

三菱重工7011 出遅れトップ銘柄

セブンアイ3382 チャートは強くないが、中国政府から要請されて進出した小売業は同社のみ

 単純にトヨタ、ファナック、日本電産、京セラ、村田製作所など大型で円高メリット株を買うのがいいのは分かっていても小型のアナ株狙いたくなるのが投資家心理です。
 しかし、1月第4週は海外、個人売り越しに対して信託が買い越しでした。公的資金が買い煽っているのかもしれません。自民圧勝までは下げるわけにはいきません。年金もここで政府に恩を売っておく作戦でしょうか。

 新興市場が冴えなくなってきました。IPOラッシュで換金売りもあるので中長期のことは何ともいえませんが、12連騰の2部市場も止まればバブル絶頂期が頭をよぎる投資家もいらっしゃるかと思います。
 1989年後半は日経平均だけ上がる相場で、個人は財投関連中心に含み損が拡大していました。そして1990年からの全面安。 選挙後は銘柄の広がりを期待したいものです。

   銘柄

JAM8922 はめ込み開始のようです

日立6501 三菱UFJIは1300円目標とのこと

三菱重工7011 川重、IHIから大きく出遅れ

不二サッシ5940 明日、三羽烏になるか注目、なりそうだと売り

多摩川6938、IBJ6071、ハーツ3676 買わないように

ストリーム3071 買わないように

燦キャピタルマネージメント2134 どこかが仕掛けているようですが買わないほうが無難

大京8840 売り

トヨタ7203 一旦利食い



 

 今の相場は「政策に逆らうな」相場で、選挙か年内は上がり続ける勢いです。 大和証券のレポートによれば、ドル円115円、PER20倍を前提として日経平均25000円だそうです。 ただしEPSが今後伸びることを前提としていますが、EPSは1065円で止まっています。
 per
 上は日経平均PERの週足です。今日のPERは16.63倍です。過去1年半でみれば昨年の12月30日16.63倍とピッタリ同じです。選挙というプレミアムでどれだけかさ上げさげるかですが、大和証券の20倍説には無理があるように思います。 用心しながら短期売買かと思います。 主力株はトヨタが指標、新興市場はIPOが指標ですが、どちらも堅調です。あとはNYと上海市場です。 東京市場が上海に連動している理由は分かりませんが、想像では中国が為替介入を減らし変動相場へ移行しようとしていることが評価されているとみます。そうすることで中国は内需拡大となり、日本も恩恵を受けるということです。 安倍首相が中国首脳と会談したことは評価すべきでしょう。隣に世界最大のお得意様がいるのですから。

     銘柄

陽光都市8946 後場から下がりましたが引き続き注目

日テレ9404 今日は下落したものの引続き注目

トヨタ7203、マツダ7261 高値圏ですが1ドル120円突破すれば買われると思います  

 ムーディーズが相次いで企業の格下げを行っていますが、各企業の格付けは国債が基準となるため、例えばいくら優良企業でも国がAだとAAAは有り得ません。 国債に順ずるものです。 ですので相次ぐ格下げはそれほど気にすることではないです。 国債残高がGDPの2倍は日本とジンバブエだけらしいのですが、今は気にすることはないでしょう。

 今日の後場に日銀ETF買いがあったとのことです。少しでも下がれば買い支えがあるため売り方はお手上げ。選挙までは下げられないことが政府から日銀への厳命にも思えます。

 現在ドル円は119,18円と急激な円安となっています。以前も述べましたが、大企業は恩恵、中小内需型企業は苦しくなります。特に地方経済にとってはマイナスでしょうから、選挙後はまず地方創生に着手すると思います。

 トヨタから100円以下のグレー銘柄まで上がる相場です。いつまでも続くはずはありません。来年はババ抜きゲームなるでしょうから 年内のどこでいったん手仕舞うか。それまでは強気の短期売買でしょう。

   銘柄

陽光都市8946 上海郊外で大規模開発。不動産のラオックス。

大豊建設1822 リニア着工でトンネルに強い同社にメリット

日精樹脂6293 上方修正期待。海外での増産が収益に寄与。

 

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