2017年06月
市況概況
ストックボイスによると信用売り残は2008年9月以来の高水準だそうです。買戻しが期待でき、下値を支えるような解説でした。
(ストックボイスより)
ストボの解説では信用売りが多いため日経平均は期待できそうなニュアンスでした。では2008年9月はどうだったか。
赤の矢印が2008年9月です。急落しました。ただ、9月は中間決算前でつなぎ売りが増えたことが考えられます。現渡しでポジション解消すれば買戻し圧力はありません。
ところで、今日のストボでIPOにつてい解説がありました。興味深いこともありましたので取り上げます。
昨年度のIPO83銘柄をすべて初値で買って、上場日の高値で売ると9.9%の値上がりだそうです。実際は高値では売れないでしょうから机上の空論ですが、上場初日にデイトレは有効でしょう。
またIPO選びでは、以下の点が参考になりました。
・初値が低い ・ロックアップ規定で売り浴びせられない の2点です。さらに、
・売り急ぐ大株主がいない、この大株主とはVCを指します。 ・大株主が社長、オーナー企業
これらに当てはまるIPO銘柄なら手堅く取れそうですね。
(ストックボイスより)
ストボの解説では信用売りが多いため日経平均は期待できそうなニュアンスでした。では2008年9月はどうだったか。
赤の矢印が2008年9月です。急落しました。ただ、9月は中間決算前でつなぎ売りが増えたことが考えられます。現渡しでポジション解消すれば買戻し圧力はありません。
ところで、今日のストボでIPOにつてい解説がありました。興味深いこともありましたので取り上げます。
昨年度のIPO83銘柄をすべて初値で買って、上場日の高値で売ると9.9%の値上がりだそうです。実際は高値では売れないでしょうから机上の空論ですが、上場初日にデイトレは有効でしょう。
またIPO選びでは、以下の点が参考になりました。
・初値が低い ・ロックアップ規定で売り浴びせられない の2点です。さらに、
・売り急ぐ大株主がいない、この大株主とはVCを指します。 ・大株主が社長、オーナー企業
これらに当てはまるIPO銘柄なら手堅く取れそうですね。
相場雑感
その前に、今日の日経が米金利動向を平易に解説していましたので、一部要約して掲載します。
「株式より低リスクで、利回りが年2~3%の運用先ががない。格付けが高い先進国の長期国債で2%以上あるのは米国くらいだ。そこに資金が殺到するので、金利が上がらない。米国債だけで資金を受け止めきれず、株式などに向かう」(日経より)
そして、強気記事の後には必ず弱気も載せるのが日経です。
「企業の長期の利益水準からみた米国株の割高さは、大恐慌が始まった1929年の「暗黒の木曜日」に迫ってきた」(日経より)
長期金利と利益水準を比較するポピュラーな指標はイールドスプレッドですが、日経記事がどの指標を指しているのかは不明です。残念ながらNY市場のイールドスプレッドは分かりません。
さて、今日はアンジェス(4563)が突然急騰しましたが、ツイッターで流れていた情報はたぶん違うと思います。続きを読む
「株式より低リスクで、利回りが年2~3%の運用先ががない。格付けが高い先進国の長期国債で2%以上あるのは米国くらいだ。そこに資金が殺到するので、金利が上がらない。米国債だけで資金を受け止めきれず、株式などに向かう」(日経より)
そして、強気記事の後には必ず弱気も載せるのが日経です。
「企業の長期の利益水準からみた米国株の割高さは、大恐慌が始まった1929年の「暗黒の木曜日」に迫ってきた」(日経より)
長期金利と利益水準を比較するポピュラーな指標はイールドスプレッドですが、日経記事がどの指標を指しているのかは不明です。残念ながらNY市場のイールドスプレッドは分かりません。
さて、今日はアンジェス(4563)が突然急騰しましたが、ツイッターで流れていた情報はたぶん違うと思います。続きを読む
相場雑感
ヴェリタスより
・BNPパリバ熊谷氏「半導体関連株の強気相場はまだまだ続く」
・日興アセット辻村氏「日経平均が3万円になってもおかしくない」
・TOPIXやSP500といったインデックスとの連動を目指すパッシブ運用の台頭で、アクティブ運用は冬の時代。国内投信市場ではETFを含め、パッシブ運用の割合は今や8割。
・米アクティブファンドの約7割が市場平均に届かない。
・GPIFがスマートベータで採用する指数「S&P GIVIジャパン」は時価総額ではなく、企業の帳簿上の予想利益を価値である純資産と将来の予想利益の合計をもとに銘柄を決める。
・人手不足が一段と強まっている。日興牧野氏は「今後は人材確保のためにパート従業員の正社員化が進み、賃金も上昇する」
・ウィズ・パートナーズ石見副社長「米ドルは下がる宿営にある。世界経済と資本主義は米国の消費に支えられている。財政出動や金融政策で景気を刺激して、他国のモノを買うと世界中でドルは余る。一時的にドル高に傾いても投機的な資金移動に過ぎず、必ず巻き戻しが起きる。今後、欧米の金融緩和が縮小に向かうタイミングで肥大化した金融市場の資本フローの還流が必ず起きるはず」
その他は無料メールにて
・日興アセット辻村氏「日経平均が3万円になってもおかしくない」
・TOPIXやSP500といったインデックスとの連動を目指すパッシブ運用の台頭で、アクティブ運用は冬の時代。国内投信市場ではETFを含め、パッシブ運用の割合は今や8割。
・米アクティブファンドの約7割が市場平均に届かない。
・GPIFがスマートベータで採用する指数「S&P GIVIジャパン」は時価総額ではなく、企業の帳簿上の予想利益を価値である純資産と将来の予想利益の合計をもとに銘柄を決める。
・人手不足が一段と強まっている。日興牧野氏は「今後は人材確保のためにパート従業員の正社員化が進み、賃金も上昇する」
・ウィズ・パートナーズ石見副社長「米ドルは下がる宿営にある。世界経済と資本主義は米国の消費に支えられている。財政出動や金融政策で景気を刺激して、他国のモノを買うと世界中でドルは余る。一時的にドル高に傾いても投機的な資金移動に過ぎず、必ず巻き戻しが起きる。今後、欧米の金融緩和が縮小に向かうタイミングで肥大化した金融市場の資本フローの還流が必ず起きるはず」
その他は無料メールにて