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 素人の株式投資日記

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2017年12月

先週までで信用買い残が8週連続で増加し、2016年1月15日以来の水準だそうです。当社は信用売り買い残を違う角度から取り上げます。恐らく日本初ではないでしょうか?


2017-12-20 (7)

上は信用取引の「店内食い合い枚数」のチャートです。店内食い合いとはその名の通りで、同一証券会社内での信用取引の売り買いが対当する部分のことです。上のチャートを日経平均週足に重ねます。

2017-12-20 (6)

今年の5月までは同じ動きをしていましが、最近では逆の動きになっています。食い合いが多いということは活況、少ないと閑散ということです。これは投資対象が変化しているためと考えます、仕手系、材料株、マザーズなど個人に人気のあった銘柄が低迷しています、逆に2部銘柄、主力大型などは堅調です。銘柄のグレートローテンションがこのようなチャートとなったのだと思います。

では、今後はどうなのか。最初のチャートをご覧ください、先週は低い位置です。過去、店内食い合い枚数が底の時は日経平均買いになっています。年明けは調整あるでしょうが、食い合い状況からそこは買いになると思います。


   銘柄

ANAP3189 売られましたが、引き続き注目します

やまびこ6250 米国事業好調とのこと

メリル、ファンドマネージャー調査(英語のため誤訳があると思います。ご了解下さい)

 
日本株値固めの中、日本株オーバーウエートは縮小。投資家は依然、日本株に対して建設的。
2018年前半は日本株への配分に拡大余地あり。過熱感のあるトレードはビットコインロング。
2018
年に日銀が政策正常化に踏み切れば、サプライズとなり、銀行株を押し上げる可能性。

 平均キャッシュ比率は4.7%に急上昇、来年1~3月期に向けてリスク資産の一段高の可能性あり
米税制改革法案の動向は、機関投資家の景気サイクルに強気の資産配分をより強くしている
インフレ加速の「景気ブーム」より、リセッションにつながる「景気バースト」が来年の逆張りシナリオ


2017-12-20

2017-12-20 (1)

米国企業の海外利益を米国内に低税率で戻させるレパトリ減税について。年内に実行すると35%の課税ですが、来年には大幅に減税となる予定です。過去、2005年に1年限定で実行されました。その時の日経平均、ドル円、ダウの月足チャートです。


2017-12-19 (4)

緑の部分が2005年です。円安、日経平均高、ダウ横這いという結果でした。そして、来年同じことが起きようとしています。年内の円高は想定内です。しかし、当初はダウが下落するため、日経平均も下落するかもしれません。レパトリ減税が効果を発揮するのは3月からと予想します。しかし、1年間でみれば日本株にとっては大きな追い風でしょう。

しかし、注意したい点は円安により大型輸出株が買われる。しかし新興市場を中心とした小型株は内需型です。よって恩恵は受けられないため株価は横這いかと思います。


     銘柄

ANAP3189 今日の長い陽線は再スタートの合図

日経平均とマネタリーベースの関係。

2017-12-18 (6)
アベノミクス始めのマネタリーベース急拡大は黒田バズーカともいわれました。上のマネタリーベースは前年同月比の伸び率をチャート化したものです。また2ケタ増が続いており、量的禁輸緩和は続いていますが、伸び率は14年2月をピークに鈍化し続けています。しかし、株価は上昇しています。見方はいろいろあるでしょうが、黒田バズーカの効果が発揮されたきたのだと思います。マスコミや市場関係者は即反応しないと失敗と決めつけますが、時間がかかるものです。そして、伸び率が低下しても円安になったことは大きいです。
デフレ脱却はもう目の前まで来ているのではないでしょうか?

さて、市場は総強気です。しかし年明けは警戒でしょう。年内にキャッシュポジション高めて、年初の突っ込みは来年最大の買い場になるかもしれません。


    銘柄

エスユーエス6554  IT系を中心とした技術者派遣会社。今期から自社開発の採用支援システム「SUZAKU」の販売を開始。SUZAKUは自社技術者の目標設定や研修のために使用してきたAIマッチング採用システムで、今期は30社へ納入し、1億円の売り上げを目指す。

データセクション3905  競争激化で収益伸び悩みも、高度な技術が不要なAIプラットフォームα版を公開。シェア獲得を目指す(四季報より)

以前にも取り上げたかと思いますが、ドルと米2年国債利回りが共に上昇するときは株価も上昇する傾向にあります。特に2年物国債は重要です。景気が底堅く、金融政策が引き締めの方向の時に上昇します。まさに今です。ダウと2年国債を比較します。

ダウ
ほぼ同じ動きになっています。しかし10年物国債は以下です。
2017-12-17 (3)
10年国債利回りはもみ合いです。ダウが2年物に連動していることが分かります。しかし、長短金利の逆転となると、そこは売り転換となります。まだ10年と2年の利回り差はありますが、利回りが急接近あるいは長短逆転となった時に株価は下落します。この点はチェックが必要かと思います。


    銘柄

ポエック9264

データセクション3905

ニッカトー5367

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