2018年10月
日経VI
日経VIは急上昇して26.46%となりました。専門家の解説だとボラティリティが高くなり、株価は大きく動く可能性がある、となるでしょう。しかし弊社の見方は違います。なおVIの歴史はまだ浅く日本のボラティリティはヒストリカルVが最初です。弊社ではHVは30年以上チェックしておりますが、こちらの手の内は明かせません。
上は日経VIチャートです。これを日経平均と重ねます。
何となく逆相関に見えます。分かり易くするためにVIを上下反転させます。
ほぼ一致した動きになりました。以上をみればVIが低下し始めたら日経平均は反発に向かう予想になります。しかし、VIがまだ上昇する可能性もあります。そこで少し修正します。
VIを30日弱右へ移動しました。すると上下反転したVIの底と日経平均の底がほぼ一致します。これで大よその大底は検討つくかと思います。目先のリバウンドは売りかもしれません。
上は日経VIチャートです。これを日経平均と重ねます。
何となく逆相関に見えます。分かり易くするためにVIを上下反転させます。
ほぼ一致した動きになりました。以上をみればVIが低下し始めたら日経平均は反発に向かう予想になります。しかし、VIがまだ上昇する可能性もあります。そこで少し修正します。
VIを30日弱右へ移動しました。すると上下反転したVIの底と日経平均の底がほぼ一致します。これで大よその大底は検討つくかと思います。目先のリバウンドは売りかもしれません。
NY市況
相場雑感
三菱UFJレポートによると、10月3日時点で日経225銘柄のうち年初からプラスなのはわずか87銘柄だそうです。前日は28年ぶりの高値でした。
つまり、ファーストリテ、ソフトバンが指数を押し上げているだけです。
(三菱UFJ証券ウィークリーより)
ご覧の通りで、ファーストリテ、ソフトバンクの2銘柄で日経平均を年初より753.7円押し上げています。これにエーザイ、ユニー・ファミマ、資生堂、テルモの4銘柄を加えるとわずか6銘柄で1335円も引き上げています。
大発会終値23506円、10月3日終値24110円。604円の上昇ですが、上の6銘柄がなければ年初来731円安となる計算です。
我々は寄与度2位のソフトバンクに憂慮しています。菅官房長官は通信費4割引き下げを発言しています。4割には意味があります。4割引き下げて単純に通信キャリア3社の営業利利益が3割減少したとしましょう。約2兆円です。3兆円は消費税が8から10%へ引き上げられた時の増収予想です。つまり、消費税10%に引き上げるには携帯通信費の引き下げは手っ取り早しということです。消費増税は来年10月。その前の7月に参院選があることを考えれば、軽減税+選挙対策の意味合いがあります。通信費大幅引き下げは国民も支持します。したがってソフトバンクの携帯会社上場は長期では期待できないと思います。
銘柄
テクノホライゾン6629 引き続き注目
TDK6762 リバウンド期待
STOCK TRAIN
つまり、ファーストリテ、ソフトバンが指数を押し上げているだけです。
(三菱UFJ証券ウィークリーより)
ご覧の通りで、ファーストリテ、ソフトバンクの2銘柄で日経平均を年初より753.7円押し上げています。これにエーザイ、ユニー・ファミマ、資生堂、テルモの4銘柄を加えるとわずか6銘柄で1335円も引き上げています。
大発会終値23506円、10月3日終値24110円。604円の上昇ですが、上の6銘柄がなければ年初来731円安となる計算です。
我々は寄与度2位のソフトバンクに憂慮しています。菅官房長官は通信費4割引き下げを発言しています。4割には意味があります。4割引き下げて単純に通信キャリア3社の営業利利益が3割減少したとしましょう。約2兆円です。3兆円は消費税が8から10%へ引き上げられた時の増収予想です。つまり、消費税10%に引き上げるには携帯通信費の引き下げは手っ取り早しということです。消費増税は来年10月。その前の7月に参院選があることを考えれば、軽減税+選挙対策の意味合いがあります。通信費大幅引き下げは国民も支持します。したがってソフトバンクの携帯会社上場は長期では期待できないと思います。
銘柄
テクノホライゾン6629 引き続き注目
TDK6762 リバウンド期待
STOCK TRAIN
マザーズ指数
日経平均は28年ぶりの高値というのに10月5日は久しぶりに追証件数が結構発生しました。日経平均は続落といっても高値圏です。追証の多くは新興・小型株の下落が要因と思います。
上は4月以降の主な追証発生と推定件数のグラフです。一度追証がある程度の件数発生すると短期間に何度か続くものです。目先は5日以上の追証件数発生がありそうです。
マザーズチャートですが、下のMACDヒストリカルは5日に陰転しました。過去陰転時以降の動きは見ての通りです。
一目均衡表でみると、転換s年、基準線を下回り、雲の中へ入りました。また下のMACDはデッドクロスとチャート的には悪化しています。特に新興・小型株は注意が必要でしょう。
銘柄
エクス6634 400円割れ打診買い
テクノホライゾン6629 522円以下まで待機
アンドファクトリー7035 リバウンド狙い、ただしマザーズ市況悪化の場合は見送り
上は4月以降の主な追証発生と推定件数のグラフです。一度追証がある程度の件数発生すると短期間に何度か続くものです。目先は5日以上の追証件数発生がありそうです。
マザーズチャートですが、下のMACDヒストリカルは5日に陰転しました。過去陰転時以降の動きは見ての通りです。
一目均衡表でみると、転換s年、基準線を下回り、雲の中へ入りました。また下のMACDはデッドクロスとチャート的には悪化しています。特に新興・小型株は注意が必要でしょう。
銘柄
エクス6634 400円割れ打診買い
テクノホライゾン6629 522円以下まで待機
アンドファクトリー7035 リバウンド狙い、ただしマザーズ市況悪化の場合は見送り