Stock Factory

 素人の株式投資日記

Twitter https://twitter.com/superamateur3

2020年02月

先物はクレディ・スイスの買いが目立ちました。1月下旬からCSのショートが付い上がっており、買戻しで日経平均急騰は当然だったのでしょう。しかし、これで買い主体がいなくなり、急騰はしばらくないかもしれません。

今日はスキュー指数について述べます。スキュー指数はS&P500のアウトザマネーのオプション価格から市場のゆがみを指数化したものです。100が正常で、将来の大きな変動リスクが高くなると上昇します。100を下回ることはありません。スキューの標準偏差は現在約135くらいです。

PUTのインプライドボラティリティが高いとスキューも高くなります。過去6カ月では12月19日の150.4%が高値です。

月の営業日数を20日とし、スキューが株価に20日先行するとします。ダウ高値は1月17日ですが、12月19日から20日後です(19日含む)。過去6ぁ月でスキューの安値は10月2日の111.47%です。20日後は10月29日。もみ合いを離れ上昇トレンドに入る起点です。

スキューが高いか安いか、でS&P500の1カ月後の動きはある程度読めます。詳細は企業秘密のため省略しますが、アウトザマネーとアットザマネーのVIXを組み合わせることで変化日予想の精度はさらに上がります。

土曜に緊急ブログで「買い」を予想した根拠の一部です。


   銘 柄

ETS1789

ウルトラファブリックス4235



250日先までの日経平均の変化日を予想したものです。紙面の都合およびネタバレ回避のため、数か月先までの表示にしています。

日経
変化日が買いなのか売りなのかは分かりませんが、大きな変化日自体はある程度予想できているかと思います。少し別の角度でみてみます。

日経2
変化日予想を上下反転させました。
近々に大きめの変化日が2度やってきそうです。2月10日前後、2月21日前後の予定です。そのが買いか売りかはこれでは分かりません。


  銘 柄

サンテック6777 今後5G向け光関連部品の増加が見込まれ、医療機器は白内障治療用機器が期待されます。


米市場ではVIXが上昇すると先行き不安誌する声が増えます。しかし、現実は逆です。

VIX上昇=株式下落 VIX低下=株式上昇 です。現在、VIX指数は17.97%です。1月31日の18.84%から少し低下していますが、昨年9月以降では高い水準です。VIXは株式だけではなくWTIとも相関関係があります。このことを取り上げるのは恐らく弊社が世界初かもしれません。

WTI
単純にWTIとVIXを重ねました。次にVIXを上下反転させます。

WTI2
するとほぼ同じ動きになりました。次にVIXの上下を元に戻し、WTIを上下反転させ右へ移動します。
WTI3
これでVIXの目先の動きが読めるかもしれません。目秋、VIXは低下を予想しています。

・1月21日から225先物は連日クレディスイスが売り越しており、今日も買戻しはなく1335枚の売りのみ。しかし、2月になったことで、明日以降突込みがあれば買戻しに動くかと思います。

・2019年の中国人訪日客のインバウンド消費は、化粧・香水4301億円、宿泊2682億円、飲食2490億円、医薬品1194億円の順でした。化粧品、ホテル業界は悪影響大ですが、他は軽微かもしれません。

・みずほによると、欧州投資家は、東芝期間(6104)の後出しジャンケンともいえる買収防衛策は日本のコーポレートガバナンスの汚点になるので、決して許してはいけないと批判しているそうです。

・一部ヘッジファンドは、日本政府が外人による投資を望まない「事前届け出免除から除外された会社」のリストをショートしたいとのこと。100社程度になるといわれています。

・東海東京によると、新型肺炎の拡大は、多くの消費の延期になるとのこと。購入済みの乗車券の日程変更、キャンセルに無料で応じる。航空券もすべてのキャンセルに応じて返金するように命じており、消費者は今回の旅費を次に回せます。

・日経VIは19.98に上昇、8月26日来の高値です。ヒストリカルボラティリティは18.5で4月5日以来の高値になりました。日経平均は8月26日大底、4月5日も買い場でした。

   銘 柄

参天製薬4536




↑このページのトップヘ