バブル崩壊後、公的資金による買い支え時期があり、当時はPKO(プライス・キーピング・オペレーション)と呼んでいました。 しかしPKOも持たず崩れてしまいました。
当時と今年との違いは額の違いす。当時はせいぜい1兆円だったと記憶しています。 昨日、GPIFの10~12月期国内株を1.9兆円の買い越しとの発表がありました。わずか3ヶ月で1.9兆円です。1月から来年3月までに3.1兆円新たに買うのがノルマとなっています。月平均で2000億円です。他の公的資金も日本株を買い増すため、押し目があればラッキーかもしれません。 
ところでGPIFは日本株3.1兆円に対して外国株は5.1兆円の買いノルマです。これは円安要因でもあり、また米国株を買い支える資金になります。米国株が下がらないため日本株も下がらないという狙いかもしれませんが。

しかし、公的資金以上に巨大なのが配当と自社株買いです。2014年度の配当金総額は過去最高の9兆円の見通しです。さらに自社株買いが4.4兆円あり、合計で13.4兆円にもなります。 GS社は2015年度は17.2兆円になるとの予測です。 

下がる理由は見当たりません。しかしそれでも当社はNY3月6日前後((すいません1日予想がズレました)天井と予想します。ただし、天井の確立8割、そこから上げ加速の確立2割です。 13.34%まで低下したVIXが11%程度まで下落してから反転に向かうとみているのがNY調整予想の根拠の一つです。