日欧の株高についてヴェリタスが分かり易く解説していますので一部掲載します。

「15年1月から4月下旬までに米国から約790王ドル(約9兆4千億円)もの資金が流出した。これに対し西欧は 570億ドル、日本は140億ドルの資金が流入」(ヴェリタスより)

とのことです。家計や年金の売りを吸収して米国株が強いのは自社株買いだそうです。2014年、企業は51兆円もの株式買い越しだったそうです。年金・個人の売りを自社株買いで吸収。もし自社株買いがなかったら昨年も今年も暴落して世界経済は不安定になっていたかもしれません。

そしてヴェリタスは興味深いことを挙げています。米国株売却資金の行き先の候補に東証マザーズだそうです。我々は米30年10年国債利回り差がモメンタム系銘柄を左右すると主張していますが、先週末で0.7%に拡大しています。当ブログで新興市場より主力銘柄と述べていた2~3月ごろはお。56%にまで縮小していました。 しかし0.7%に拡大すれば昨年、一昨年の新興市場バブルに近づきます。

GWで主力を買いづらい、また今日の選挙後は来年の参院選まで大型選挙はないため、政府としても株価を上げる理由は見当たりません。主力は休むも相場かもしれません。しかし大幅安ではなく横ばいないしは小幅高調整のように思います。

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