まずはじめにマイナス金利と不動産の関係です。マイナス金利で不動産が買われると騒いでいますがその根拠から。

いくらマイナス金利で不動産価格が下がると予想すれば誰も買いません。しかし金利が8%でも将来大幅に値上がりすると予想すれば買います。 これが基本ですが、

マンション価格が年に2%上昇するとしましょう。ローン金利を30年1.5%とすると

・金利1.5%-予想上昇率2%=実質金利ー0.5% です

次に2%上昇は10年後の価格がこうなります。 1.02×10乗=1.219倍 
つまり4000万の物件だと4876万が予想価格です。 これだと金利1.5%でも買うあるいは買い換えるでしょう。

金利がゼロと仮定すると

・金利0.0%-予想上昇率2%=実質金利ー2%  ですからさらに購入あるいは買い換えが増加するということです。

しかし、マンション価格が下がると予想したならいくらマイナス金利でも誰も買いません。
明日はオフィスビルとマイナス金利について述べます。

話題を株式に戻します。
日経平均は大幅高ですが現時点では戻りはせいぜい3週間。またはそれまでに2番底をとりにいく動きがあると思います。今日のNYをみて明日もう少し詳細に判断できると思います。

上がったら売る、下がったら買うの短期売買でしょう。それも個別ではなくブルベア型のETFでよいかと思います。