その前に今日の日経夕刊に為替を予想するうえで重要な記事がありましたのでご紹介します。全文は著作権違反になるため一部です。

アイルランド政府によるアップルへの追徴課税問題が持ち上がってから、米国内で政策論議が盛んになっている。

 「財源は明らか。あるところからとる」。19日の大統領選テレビ討論会でヒラリー候補は教育やインフラへの支出増を訴えた。財源に富裕層への課税強化などを挙げたが、もう一つが米企業の留保資金だ。企業が海外から戻す資金への課税を一時的に軽減くして米への資金還流を促す。留保資金を財源につなげる案はドナルド・トランプ候補も唱え、どちらが勝っても実現の可能性がある。

 調査会社コーウェン・グループのクリス・クルーガー氏はリポートで「米企業の資金還流が次期政権の最初の100日を支える」と書いた。これには先例がある。還流資金の税率を下げた2005年は約1兆ドルあった留保資金の約3割が米国に戻ってきたという。

米国に資金が戻るということはドル高になります。2005年のドル円相場を見れば明らかです。
2016-10-22 (3)

米国に資金還流した2005年は大幅な円安になりました。ただし日経平均も順調に上昇したかというと違います。上昇が一部の輸出企業に偏った動きでした。トヨタ、パナソニック、任天堂などで多くは秋になってようやく上昇し始めました。

さて、当社は新興市場(小型株)の売り買いポイントをみつけました。余りにも簡単だったので手法は秘密です。
新興
下の赤と青のチャートがクロスした時が小型株の買い、広がった時は見送りです。9月中旬クロスしていませんが買いポイントになりました。接近していたので大目に見てください。まだ新興・小型株の動きは続くと思います。