・ドル高を覆う霧
外国為替市場参加者20人のアンケート 8人が年末には120円以上の円安・ドル高予想。三菱UFJ信託酒井資金為替部課長「6月末に130円、年末125円とみる」
ハーバード大フェルドシュタイン教授「輸入品に20%課税し、輸出に逆に20%補助する法人税の国境調整を実施すると、経済学上では25%のドル高が起こる」
利上げが加速した場合は、米市場が崩れてドル売りにも波及する。それは同時にリスク回避するための円高をhき起こすことになる。
野村証券池田氏「6月再利上げなら直後120円」
JPM佐々木氏「米保護主義強まり年末105円」

・東芝
18年5月に満期を迎える残存期間約1年の第55回社債の気配値は8.875%。大手運用会社はルール上、保有できなくなり、手放したからだ。しかし海外ファンドは今後1年で東芝が経営破たんするリスクは小さいとみて残存期間の短い社債に手を伸ばす。もっとも3年超となると海外勢も慎重。
今月末、予定されている半導体メモリー事業売却先募集の第1次入札が注目される。 

・ティラーソン国務長官アジア歴訪
トランプ政権は「あらゆる選択肢を排除しない」と北朝鮮に対する軍事行動にも含みを持たせる。17日には韓国外相との会談で「戦略的忍耐の政策は終わった」と述べた。

・三菱重工(7011)
MRJ5度目の延期、現在の費用負担は毎年500億円規模とみられ、利益の押し下げ要因となっている。火力事業で南アフリカの不採算案件に絡み、合弁相手の日立に7600億円を請求しているものの、解決のめどは立っていない。三菱重工は請求額の半分未満を資産計上しているとみられ、将来受け取る額次第では損失が生じかねない。

・IoT・AI成長加速に新メモリー必要
2010年は世界の電力の約3%をサーバーが置かれるデータセンターが消費。20年には5%、30年に8%を占めると試算されている。現在のサーバーを使って人間の脳と同じ処理ができるシステムを構築すると、その消費電力は原発1基分といわれている。そのため低消費電力が可能が脳を模倣したAIチップの開発が加速している。
サーバーのメモリー階層をみるとHDDとSSDのスピード差はフラッシュメモリー化で解決できるが、次にDRAMとNANDのスピードさを埋める必要がある。ここが次世代の「ストレージクラスメモリー」が狙う領域として注目されている。その中でも注目されているのが「強誘電体」という電気特性を生かしたFeFET」という技術を使ったフラッシュメモリーだ・この技術が応用できれば、従来のNANDO型フラッシュメモリーよりも書き換え回数が飛躍的に伸びるだけでなく、更なる微細化技術を活用した高密度・大容量のメモリーの開発につながる。

・苦境の地銀
上場地銀60行の2016年末の数字を足すと、有価証券のうち、外債などに分類される項目のっ含みは約650億円と9月末から2200億円減少。地銀が新年度入り(4月)後に株式や株式投信を売って含み益を確定し、その利益で外債の含み損を処理するのではないか。


今週は特に気になる銘柄特集はございません。