3月15日、日本工作工業会は2月の工作機械受注確報値を報じました。前年比9%増と好調でしたが、特に中国向けは56%増。その中でも電気・精密向けは88%増と急増でした。これはファナックのロボドリル受注急増の景況といわれています。iPhone8向けなのか中国メーカー向けなのは分かりませんが、急拡大はファナック、ブラザーなどに恩恵がありますが、スマホ生産拡大を見越すと電子部品メーカーにもいずれ恩恵が及ぶかもしれません。

外国人投資家は10年連続4月買い越しています。また企業の自社株買いは4~5月に集中します。今月は本決算直前ということで売りに押されていますが、4月2週以降は需給が好転すると思います。今はマザーズ、JQなどの小型株全盛です。しかし今月末~来月初旬にかけては大型株も検討すべきと思います。しかし大型株買う前提は米国債利回りが上昇することです。順調に上昇すれば小型株から大型株へシフトとなるでしょう。

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モリタ6455 中長期