昨日のVIX指数は42.62%とここ数年なかった異常値です。日経によるとVIX急上昇が暴落の要因とのことです。しかし、上昇後はどうでしょうか。1998年以降調べました。
VIX
2008年9月のケースを除きすべて買い(1カ月のズレはありますが)となっています。2008年の場合もVIX2番天井ではダウ大底で買いでした。2008年9月はリーマンショックがあり、その後のAIG、シティ、ファニーメイ、フレディマックなど大手金融機関の危機が続いたためのレアケースです。今回、世界的金融機関の危機はどこからも聞こえてきません。

また、オプション市場ではPUTの売買高が5年ぶりの高水準です。2013年5月のバーンナンキ・ショック以来です。当時は約1カ月間下がり続けました。しかし、PUTの買いは生保など国内機関投資家で、保有株のヘッジ目的です。オプションの活況はHV上昇となります。HVは22.8%に急上昇。2016年11~12月以来の高さです。しかしそこは絶好の買い場になりました。


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売り込まれた225主力銘柄打診買い