個人投資家の多くは新興・小型株で損失あるいは含み損を抱えさっぱりの状況です。では新興マーケットはなぜ下落しているのか?

マザーズ・小型株下落の要因の一つは米金利上昇と米中貿易摩擦と考えます。小型株にとって金利上昇は大敵です。発展途上国の株式も同様です。
米金利上昇→ドル上昇→新興市場下落、中国も新興市場と解釈できます。そこで米中貿易摩擦が加わって下落幅拡大と思います。

マザーズ
マザーズ指数、ドル名目実行為替レート、上海総合を比較しました。ほぼ同じ動きです。米金利上昇→上海・マザーズ下落。そこへ貿易摩擦がプラスされたということです。

つまり、米金利が上昇しているうちは時価総額〇〇億円以下といった煽りに乗ってはいけないと思います。デイは別ですが中長期では特にです。我々が6月頃から何度か新興市場を懐疑的に述べてきたのはこういうことです。そして実際その通りの展開になっています。


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