ETF分配金が7月8,10日に集中します。日興レポートによると、権利落ちのタイミングで先物を買い建てて再投資するそうです。分配金を支払う際に、その先物を売るのが一般的で、各指標の構成銘柄の1年間の配当金を1度に現金化することになるため、短期的には需給悪化要因になるとのこと。
ETFの配当金支払いに伴う先物売りは今年は7000億円と見込まれています。それで7月8,10日は下落リスクが高いということですが、過去12年間の7月8日の日経平均勝敗は4勝8敗で下落が勝っていますが、アノマリーほどでもありません。
VI
上は日経平均と上下反転したVIです。ほぼ同じ動きになります。

VI上昇=日経平均下落  VI下落=日経平均上昇 の相関関係です。

そのVI,短期的には上昇すると思います。

2020-07-01 (3)
VIが上昇すると予想する根拠です。赤丸で示しましが、多くのケースで上昇しています。日経平均にはネガティブと思います。