昨日から米企業の第2四半期決算発表が本格化しました。今週は相場に影響を与えそうな企業の決算が続きます。大手銀行、ネットフリックス、ASML,TSMC,J&J,ユナイテッドヘルスなど。決算で一喜一憂の相場になるかもです。

ところで、米では失業給付の上乗せが7月31日、中小企業の給与保護プログラムへの資金提供が8月8日に期限切れとなります。数百万人の収入が激減する「所得の崖」が2週間後に迫ってきました。
月末までに民主党との合意を経て、法案を通過させる必要があるため、この2週間は協議進展が停滞すると波乱要因になりそうです。しかし、決算や所得の崖問題で波乱があったとしても、延長案は承認されるでしょうから、その時は安心感から急反発も考えられます。

2020-07-14 (10)
上はダウの一目均衡表です。転換線(太い赤)が基準線(太い青)を下から上へ抜ける直前です。抜けると「均衡表の好転」となり、買いサインになります。
基準線は26日間、転換線は9日間の(高値+安値)÷2 です。つまり将来ではなく過去の指標です。そこで、26日前、35日前(26+9)を示しました。超短期的には下落も、押目は買い。そしてリバウンドの可能性があると思います。


    銘  柄

ダブルスタンダード3925