日経平均は大幅反発となりましたが、一目均衡表をみるとそうともいえません。

2020-08-03 (4)
7月31日に転換線(太赤)が基準線(太青)を下回る「均衡表の逆転」が起こりました。一般的には売りです。そして今日の反発もまだ逆転状態。今日の上昇が一時的だった可能性もあります。
転換線と基準線のクロスから(当日含む)26日目と52日目を示しました。ご覧の通りで一つの変化日となる場合があります。
またこの日数は「雲のネジレ」かも変化日となる場合があります。次の52日目は9月3日です。

ヒストリカルボラティリティ(HV)が7月30日に14.8%にまで低下しました。1月20日以来の低さです。仮にHVが上昇するようなら日経平均はもみ合いないしは下落となります。

スキュー
上はダウとスキュー指数です。短期的には相反する動きもありますが、少し長く見れば、スキュー上昇=ダウ上昇 となります。VIXはSPXを大量に買い付けることで操作が可能で、相場を正確に捉えているとは言えません。なお、スキューの標準偏差は約135です。先週末で141.56なので少しオーバーした水準です。スキューが仮に横這いとしると、S&P500が上昇するにはVIXの低下が必須です。詳しくはネタを明かせませんが、スキュー、VIXの動きから月末ごろ警戒のように思います。

     銘  柄

ビーグリー3981