丑年の日経平均は12干支で最悪といわれています。東海東京が1949年以降の丑年の日経平均騰落率をレポートしていますので、紹介させて頂きます。

過去の丑年の日経平均
1949年-37.5%
1961年+5.6%
1973年ー17.3%
1985年+13.6%
1997年-21.2%
2009年+19.0%  平均するとー6.3%ですが、上昇する確率も5割あるともいえますので、悲観的になる必要もなさそうです。

日経平均は上昇も、騰落数では下落銘柄数が遥かに多いため、騰落レシオなどは上昇しません。信用取引状況などみても過熱感はなく、底入れ感もなく可もなく不可もなくの状況です。
日経平均一目均衡表は基準線をキープしており、悪くはないと思います。

ところで、ナッツの退場以来、ハコモノ銘柄の動きが悪くなっています。サンキャピタル、テラ・・・・業績不振小型株は通常なら銀行が融資しなくなり、証券会社も増資のアドバイスを控えます。しかし、昔なら有り得なかった増資が今ではよくあります。これは、20年ほど前に大阪の仕手筋が始まりです。業績不振企業に増資を持ち掛け、経営者や事業内容を変え、IRを連発し売り逃げる。そのときの本尊の残党がナッツやサンキャピタルなどに介入していたということです。


   銘  柄

NECネッツ1973 中長期

橋梁関係のある銘柄を来年最初のお年玉銘柄として期待していますが、現在調査中