日経平均月足は約33年間で過去最高値のところで「三羽烏」となりました。三羽烏が月足で通用するかは分かりません。
日経平均月足で最高値での三羽烏は過去40年で2回しかありません。前回は1987年です。
上は1987年10~12月の三羽烏です。この時は1月から猛烈な上昇となりました。1987年と今回との違いは、前回は10月が9月より安く始まった。これは「押さえ込み線」といって買い線になる場合があります。しかし、今回は7月が6月より高く始まりましたので、押さえ込み線にはなりません。1987年より状況は厳しいです。
10月はスタートから米政府閉鎖となりそうですが、ムーディーズは閉鎖になった場合は米国債の最上位格付けを格下げすると警告しています。通常なら格下げは株安・ドル安・金利上昇です。しかし、格下げとなるとFRBの追加利上げは見送られ、打ち止め観測となります。また、各種経済指標の発表ができず、FRBは判断材料がなくなるため、11月の利上げはできません。政府機関閉鎖でもFRBは機能するため、FRBが公表する鉱工業生産統計は発表されますが、CPIは遅れます。
つまり、政府機関閉鎖が幸いして利上げ打ち止めとなれば、混乱による突っ込みは買いになる可能性があります。
しかし、米利上げ終了となるとドル安/円高となるため、バリューからグロースへ資金シフトが起こるかもしれません。個人投資家にとっては悲観することではなさそうです。
日経平均月足で最高値での三羽烏は過去40年で2回しかありません。前回は1987年です。
上は1987年10~12月の三羽烏です。この時は1月から猛烈な上昇となりました。1987年と今回との違いは、前回は10月が9月より安く始まった。これは「押さえ込み線」といって買い線になる場合があります。しかし、今回は7月が6月より高く始まりましたので、押さえ込み線にはなりません。1987年より状況は厳しいです。
10月はスタートから米政府閉鎖となりそうですが、ムーディーズは閉鎖になった場合は米国債の最上位格付けを格下げすると警告しています。通常なら格下げは株安・ドル安・金利上昇です。しかし、格下げとなるとFRBの追加利上げは見送られ、打ち止め観測となります。また、各種経済指標の発表ができず、FRBは判断材料がなくなるため、11月の利上げはできません。政府機関閉鎖でもFRBは機能するため、FRBが公表する鉱工業生産統計は発表されますが、CPIは遅れます。
つまり、政府機関閉鎖が幸いして利上げ打ち止めとなれば、混乱による突っ込みは買いになる可能性があります。
しかし、米利上げ終了となるとドル安/円高となるため、バリューからグロースへ資金シフトが起こるかもしれません。個人投資家にとっては悲観することではなさそうです。